

トコジラミは通称、南京虫(ナンキンムシ)と呼ばれる吸血性カメムシの仲間です。
昼間は壁、天井、畳、家具などの隙間に集団で潜んでおり、夜になると隠れ処から出てきて吸血します。
伝染病を媒介した報告はありませんが、吸血されると激しい痒みに襲われます。
<トコジラミ対策>トコジラミの生態
トコジラミ
写真:トコジラミ
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- 幼虫期間は5齢まで経由するが各齢期に1回以上の吸血を必要とする。
- 熱や炭酸ガスに反応し、餌の探索を行う。
- 明るい場所を嫌い、暗い場所に生息し吸血を行う。
- 卵から成虫になるまで2~7週間の期間を要する。
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- トコジラミ防除のための

・粘着式トラップによる生息調査。
・トコジラミの糞(血糞)を確認する。
・聴き取り調査

- トコジラミ防除のための

・トコジラミの生態、習性、生息箇所の理解
・施設管理者、清掃員等の教育

- トコジラミ防除のための

・加熱乾燥車でマットごと殺虫および乾燥
・蒸気加熱機(スチーマ)で熱殺虫
・吸引機で吸引

- トコジラミ防除のための

・生息箇所への薬剤噴塗、噴霧施工
・クライオナイト…スノードライアイスを噴射し、害虫を駆除
★液化炭酸を使用した完全ドライ施工で、残留物質がない。
★成虫だけでなく、卵や蛹にも対応できる。
★毒性・残留ゼロのため、食品などが直接触れる場所にも使用可能。
トコジラミ対策について詳しくはこちら(PDF)
