食品取扱い施設では、衛生の確保向上のため定期的に施設内及び什器設備の清掃・殺菌を行う必要があります。清掃が不十分の場合、虫や悪臭の発生源になるばかりか食中毒の原因にもなります。また、特に床面は汚れが堆積しやすく微生物の温床になる危険があります。そこで弊社では、冷蔵庫の下や排水溝など日常清掃では十分に清掃できない場所を清掃及び殺菌することが出来る泡式洗浄殺菌清掃をお勧め致します。泡式洗浄殺菌清掃は、特殊な高圧洗浄フォーミングガンで高密度の泡を噴霧し床面に堆積した汚れ（油脂・タンパク質）やゴミを除去し同時に大腸菌群や黄色ブドウ球菌・O157等の微生物を殺菌することが出来る作業です。また、昆虫（ゴキブリ・ハエ類）・微生物等の生息環境が変わり　不快害虫の発生を防ぐことも出来ます。殺虫剤等の薬剤使用量を減らすことで人体への影響や環境貢献につながります。
早い段階から泡式洗浄殺菌清掃を取り入れることにより、常に清潔な状態を維持出来、施設の延命にもつながります。

泡式洗浄殺菌による効果

• 日常清掃では清掃が困難な場所、特に棚や冷蔵庫下の奥まで清掃します。
• 放置された残渣には衛生害虫や真菌(カビ)が発生し、衛生的に望ましくありません。
• 洗浄剤＋殺菌剤を使用し、床の微生物レベルまで除去します。床からの微生物汚染による食中毒を防ぎます。
• 食の安全・安心のお手伝い。

• 床面に堆積した汚れにより、床材を劣化させる恐れがあります。また、排水溝ではコンクリートの侵食にもつながる恐れがあります。
• 侵食・腐食・劣化した部分へ汚れが浸透して、悪臭や微生物繁殖の原因となります。
• 泡洗浄殺菌清掃により、建物の延命効果も期待できます。

• 厨房床面に堆積した残渣はネズミ・ゴキブリの餌となります。餌となるものを除去することにより衛生害虫の発生や増加を未然に防ぎます。
• 棚下や冷蔵庫下などに放置された食器やタオルは、ネズミ・ゴキブリの生息場所となります。それら生息場所を除去します。
• 良い環境を維持することにより殺虫剤の使用量を抑えることが可能となります(安全性)。
• 殺虫剤の効果(特にベイト剤）がより期待できます。

泡式洗浄殺菌の作業工程

冷蔵庫などのモーター部分やテーブルの上、コンセントを養生する。		冷蔵庫や流しの下など、荒ゴミをだすために予備水洗を行います。		床面全体に洗浄剤・殺菌剤を発砲処理します。		発砲処理後15分間放置します。
養生を撤去し、移動した物を元の位置に戻します。		泡と汚れをきれいに流します。		油汚れがひどい部分はケレンを用いて削り取りブラッシングします。		床面の広い部分にはポリッシャーをかけ、狭い部分にはデッキブラシで対応。

泡式洗浄殺菌の施工例（施工前・施工後）

TRY-01　100V　単相洗浄機

型式		TRY-01
寸法（長×巾×高）mm		621 x 370 x 726
質量（重量）kg		23
圧力Mpa(kgf/cm2)		5.9(60)/6.4(65)
理論吐出量 l/min		7.6/6.3
電動機	型式	単相100V
	出力kw	1
吐水ホース		1/4B x 8m
吸水ホース		φ15 x 5m(水通直結)
ノズル		スプレーガン
キャブタイヤ		5m

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